ホンモンジゴケ   ☆☆☆
Scopelophila cataractae (Mitt.) Broth.
兵庫県生野町黒川渓谷,2004/07/10
道路脇の岩壁。落石防止の金網が張られている。
右下のシダは、ヘビノネゴザ。
ホンモンジゴケは溝状の窪みに、茶色のやや厚いマット
を作って生育している。
岩壁基部では鮮緑色のマットも。
ルーペで葉の先端を見るととがっていて、
イワマセンボンゴケ(S. ligulata;葉の先端
はやや丸い)と区別される。
ホンモンジゴケは銅イオンと密接に関連して
生育することが知られている。
生野町黒川渓谷は、「生野鉱山」の近く。